※ 無理のない範囲で行いましょう
内容
・舌の左右運動
目的
・舌の可動域の拡大(左右への運動範囲の維持・改善)
・嚥下時の舌の動き(舌の送り込み・引き込み)機能の向上
・構音明瞭度の向上
・舌筋(特に舌尖部・舌根部)の筋力維持・促通
・食塊形成・送り込み動作の滑らかさの改善
・舌の柔軟性・協調性の改善による誤嚥予防
・高齢者や神経疾患患者の口腔機能低下の予防・改善
方法
・姿勢は背筋を伸ばして椅子に座る
・口を軽く開ける
・尖を口唇より前方に出す
・右側口角に向かって舌を移動させる。
・同様に、左側口角に舌尖を移動させる。
・動作は左右に交互に行う
注意点
・舌の動作はゆっくり確実に行う
・顎の過剰な動きを伴わず、舌単独の運動となるよう留意する
・顎や顔全体が動かないように注意し、舌のみを動かす意識をもつ
・痛みや疲労を感じる場合は中止し、無理に回数を増やさない
・口腔乾燥が強い場合は、事前に水分を摂るなどの配慮を行う
・嚥下障害が重度な方や舌麻痺がある方は、専門職の指導下で実施する
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