【無料ダウンロード】指定されたイラストを探そう|選択性注意・視覚探索のリハビリ課題

このプリントは医療従事者の監修のもと作成されたもので、あくまで自主トレーニングの補助資料です。無理のない範囲で行い、症状や痛みがある場合は医療機関に相談しましょう。

 

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注意機能のリハビリでは、多くの視覚情報の中から、必要な情報だけを探して選ぶ課題が用いられることがあります。

今回のプリントは、朝食メニューをテーマに、たくさんの食べ物や飲み物のイラストの中から、指定されたものだけを見つけて○で囲む注意課題です。

探す対象は、**「ゆで卵」「クロワッサン」「青いコップ」**の3種類です。

似た大きさや色のイラスト、対象ではない朝食メニューも一緒に配置されているため、単純に絵を見るだけではなく、探す対象を覚えながら紙面全体を探索し、必要な刺激だけを選択することが求められます。

選択性注意、持続性注意、視覚探索などを意識した高次脳機能リハビリの机上課題としてご活用ください。

※本プリントは注意障害や高次脳機能障害を診断・評価するための正式な検査ではありません。対象者の状態に応じてご使用ください。


目次

3種類のイラストだけを探す注意課題です

プリントには、ご飯、みそ汁、トースト、サラダ、ヨーグルト、飲み物など、朝食に関係するさまざまなイラストが並んでいます。

その中から、見本として示されている

「ゆで卵」「クロワッサン」「青いコップ」

だけを探し、○で囲みます。

1種類だけを探す課題とは異なり、3つの対象を覚えながら探索する必要があるところが今回の特徴です。


選択性注意を意識した課題として活用できます

紙面には、探す対象以外にも多くのイラストがあります。

たとえば、青いコップを探している途中で緑色のコップが目に入ったり、クロワッサン以外のパンが配置されていたりします。

そのため、

「似ているから選ぶ」のではなく、「指定された条件に一致するかを確認して選ぶ」

必要があります。

周囲の情報に反応しすぎず、必要な刺激へ注意を向けるという点で、選択性注意を意識した視覚探索課題として使いやすい内容です。


3つの標的を保持しながら探索します

今回のプリントでは、探す対象が1種類ではありません。

「ゆで卵を探す」「クロワッサンを探す」「青いコップを探す」という3つの条件を保持しながら、紙面を確認します。

そのため、探索中に、

「何を探していたか」

を忘れずに進めることも必要です。

途中で見本を何度も確認するのか、一度確認しただけで最後まで探索できるのかなども、課題中の様子を見るポイントになります。


視覚探索では「探し方」にも注目します

この課題は、最終的にすべて見つけられたかだけを見るものではありません。

リハビリ専門職が使用する場合には、どのように紙面を探索しているかにも注目できます。

たとえば、左上から右下へ規則的に見ているのか、視線がランダムに移動しているのか、一度確認した場所を何度も探しているのかなどです。

一定の順序で探索することが難しい場合には、

「左上から順番に見ていきましょう」

など、探索方法を提示することもできます。


リハビリ専門職が確認したいポイント

課題中は、次のような点を観察できます。

  • 指定された3種類を正しく選択できるか
  • 対象ではないイラストを誤って囲まないか
  • 同じ種類の対象を見落とさないか
  • 紙面の左右・上下で見落としに偏りがないか
  • 後半まで探索を続けられるか
  • 見本をどの程度確認する必要があるか
  • 自分で見直して見落としに気づけるか

特に、特定の場所だけ見落としが多い場合には、単純な正答数だけでなく、探索範囲や視線の動かし方にも注目します。


難しい場合は探す対象を減らします

3種類を同時に探すことが難しい場合には、まず1種類だけにします。

たとえば、

「最初はクロワッサンだけ探しましょう」

とし、すべて見つけたあとに「次は青いコップ」と対象を変更します。

慣れてきたら2種類、3種類と増やしていくことで、段階的に難易度を調整できます。

また、紙面の上半分だけに限定するなど、探索範囲を小さくする方法もあります。


慣れてきたら自主的な見直しも取り入れます

課題終了後に、

「全部見つけられたか、もう一度確認してみましょう」

と声をかけ、自分で紙面を見直してもらう方法もあります。

見落としに自分で気づけるか、確認方法を工夫できるかを見ることで、単に探すだけではない課題へ発展させることができます。


注意課題として使用するときの注意点

本プリントの結果だけで注意機能の状態を判断することはできません。

課題成績には、視力、視覚認知、対象の理解、記憶、探索方法、手指操作なども影響する可能性があります。

また、疲労が強い場合には、無理にすべてを行わず、探索範囲や対象数を減らして調整してください。


まとめ|複数の対象を探す視覚探索・注意課題

今回のプリントは、さまざまな朝食メニューの中から、指定された3種類のイラストだけを探して○で囲む注意課題です。

見本を確認する → 探す対象を覚える → 紙面を探索する → 対象を選択する → 見直す

という流れで取り組みます。

選択性注意、持続性注意、視覚探索などを意識した高次脳機能リハビリの机上課題としてご活用ください。

リハハウスでは、このほかにも注意障害のリハビリ課題、視覚探索課題、選択性注意課題、記憶課題、遂行機能課題などを公開しています。

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