【無料ダウンロード】数字「3」を探そう|注意・数字探索のリハビリ課題

このプリントは医療従事者の監修のもと作成されたもので、あくまで自主トレーニングの補助資料です。無理のない範囲で行い、症状や痛みがある場合は医療機関に相談しましょう。

 

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注意機能のリハビリでは、多くの視覚情報の中から必要な対象を見つけ、ほかの刺激に惑わされずに選択する課題が用いられることがあります。

今回のプリントは、上部に示された数字「3」を見本として、紙面に並んだ多数の数字の中から同じ「3」をすべて探し、○をつける注意課題です。

紙面には「0」「1」「3」「4」「7」などの数字が規則的に配置されています。対象となる数字は1種類だけなのでルールを理解しやすく、選択性注意・持続性注意・視覚探索を意識した基本的な机上課題として活用できます。

作業療法士や言語聴覚士など、リハビリ専門職が注意機能へのアプローチを行う際の補助教材としてご活用ください。

※本プリントは、注意障害や高次脳機能障害を診断・評価するための正式な検査ではありません。対象者の状態や疲労に合わせてご使用ください。


目次

多数の数字から「3」だけを探します

プリント上部には、今回探す数字として**「3」**が示されています。

その下には、0・1・3・4・7などの数字が複数行にわたって並んでいます。

課題では、左上から順番に数字を確認し、「3」を見つけたら○をつけます。すべて探し終えたら、見つけた数を数えて記入します。

ルールが単純なので、複数条件を覚えながら行う課題や、似た記号を細かく見分ける課題と比較すると導入しやすい構成です。


選択性注意を意識した数字探索課題

今回の課題では、複数の数字が並ぶ中から「3」だけを選択します。

対象ではない0・1・4・7などには反応せず、目的となる数字だけに注意を向け続ける必要があります。

このように、不要な情報を除外しながら必要な刺激だけを選ぶという点で、選択性注意を意識した課題として活用できます。

課題が初めての方や、複雑な視覚探索では負担が大きい方にも、比較的導入しやすい形式です。


持続性注意にも注目できます

紙面には多くの数字が並んでいるため、最後まで同じルールで探索を続ける必要があります。

最初の数行では正確に「3」を見つけられていても、後半になると見落としが増えたり、確認せずに次の行へ進んだりすることがあります。

そのため、リハビリ専門職が使用する際には、課題後半まで正確性が維持できているかにも注目できます。

疲労が強い場合には、上半分のみ実施するなど、対象者に合わせて課題量を調整してください。


規則的な視覚探索の練習にも

数字探索課題では、正しい数字を見つけることだけでなく、紙面をどのように見ているかもポイントになります。

視線がランダムに移動すると、一度確認した場所を繰り返し見たり、一部の数字を確認し忘れたりすることがあります。

その場合には、

「左上から右へ、1行ずつ順番に見ていきましょう」

と声をかけることで、一定の順序で探索しやすくなります。

必要に応じて指で追う、定規を当てるなどの方法も利用できます。


リハビリ専門職が確認したいポイント

専門職が使用する場合には、正答数だけを見るのではなく、課題中の様子も確認すると活用しやすくなります。

  • 「3」の見落としがどの程度あるか
  • 別の数字への誤反応がないか
  • 左から右へ規則的に探索できているか
  • 左右・上下で見落としに偏りがないか
  • 課題後半になると誤りが増えないか
  • 終了後の見直しで自分で修正できるか

見落としと誤反応を分けて確認すると、課題中の特徴を整理しやすくなります。


難易度は探索範囲で調整できます

紙面全体を確認することが難しい場合には、まず2~3行だけを対象にします。

「この1行から3を探しましょう」と範囲を限定したり、ほかの行を紙で隠したりすることで取り組みやすくなります。

逆に簡単な場合には、探索範囲を広げる、正確性を維持しながら所要時間も確認する、見本を一定時間見たあとに隠すなどの方法で難易度を調整できます。

ただし、速さだけを優先するのではなく、正確に探索できることを基本として使用してください。


見つけたあとに見直してみましょう

課題終了後には、

「○をつけた数字は全部3ですか?」
「まだ3が残っていませんか?」

と促して、もう一度紙面を確認してもらう方法があります。

最後に見つけた数を記入することで、探索 → 選択 → 見直し → 個数確認まで一連の流れとして取り組めます。


使用するときの注意点

本プリントの結果だけで注意機能の状態を判断することはできません。

視力、数字の認識、視覚認知、探索方法、課題理解、疲労なども結果に影響する可能性があります。

数字の認識そのものが難しい場合には、その影響も考慮しながら使用してください。


まとめ|数字「3」を探すシンプルな注意課題

今回のプリントは、多数の数字の中から見本と同じ「3」をすべて探して○をつける注意課題です。

見本を確認する → 1行ずつ探索する → 「3」を選ぶ → ○をつける → 見直す → 個数を確認する

という流れで取り組みます。

選択性注意、持続性注意、視覚探索などを意識した高次脳機能リハビリの数字探索・抹消課題としてご活用ください。

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