【無料ダウンロード】スーパーの商品から指定された物を探そう|選択性注意・視覚探索のリハビリ課題

このプリントは医療従事者の監修のもと作成されたもので、あくまで自主トレーニングの補助資料です。無理のない範囲で行い、症状や痛みがある場合は医療機関に相談しましょう。

 

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注意機能のリハビリでは、多くの情報の中から必要なものだけを見つけて選択する課題が用いられることがあります。

今回のプリントは「スーパーの買い物チェック」をテーマに、さまざまな食品や買い物用品のイラストの中から、指定された対象だけを探して○で囲む注意課題です。

探すものは、**「りんご」「牛乳」「青いかご」**の3種類です。

紙面には、バナナ、みかん、パン、キャベツ、にんじん、卵、チーズなど、多くの商品が並んでいます。また、青いかごだけでなく緑色や赤色のかごも配置されているため、単に「かご」を探すだけではなく、色まで確認して対象を選ぶことが必要です。

選択性注意、持続性注意、視覚探索、複数標的の保持などを意識した高次脳機能リハビリの机上課題としてご活用ください。

※本プリントは注意障害や高次脳機能障害を診断・評価するための正式な検査ではありません。対象者の状態に合わせてご使用ください。


目次

スーパーの商品から3種類の対象を探します

プリントには、スーパーで見かける食品や買い物用品が多数配置されています。

その中から、見本として示されているりんご・牛乳・青いかごを探して○で囲みます。

今回は1種類だけではなく、3種類の対象を同時に探すため、「何を探しているのか」を覚えながら紙面全体を確認する必要があります。

また、青いかごには色の条件があるため、同じ形の緑色や赤色のかごを誤って選ばないこともポイントです。


選択性注意を意識した視覚探索課題

スーパーの売り場では、さまざまな商品が視界に入ります。

今回のプリントでも、目的の対象以外に多くのイラストが並んでいるため、

「見つけたものすべてに反応する」のではなく、「指定されたものだけを選ぶ」

ことが求められます。

周囲の不要な情報を飛ばしながら必要な対象へ注意を向けるという点で、選択性注意を意識した課題として活用できます。

特に、青いかごと色違いのかごが混在しているため、形だけで判断せず、条件まで確認する必要があります。


複数の対象を保持しながら探します

探す対象は、

りんご・牛乳・青いかご

の3種類です。

探索途中で「牛乳は探したけれど、ほかに何を探すのか分からなくなった」といった場合には、右上の見本を再確認して構いません。

専門職が使用する場合は、見本を何回確認するか、3種類を最後まで保持できるか、特定の対象だけ見落としやすくないかなどにも注目できます。


視覚探索では「どのように探すか」も大切です

この課題では、最終的にすべて見つけられたかだけでなく、紙面の探索方法も観察できます。

左上から右へ順番に見ているのか、視線があちこちへ移動しているのか、一度確認した場所へ何度も戻っているのかなど、探し方には違いがあります。

見落としが多い場合には、

「左上から横に順番に見ていきましょう」

など、一定の探索方法を提示すると取り組みやすくなることがあります。


リハビリ専門職が確認したいポイント

作業療法士や言語聴覚士などが使用する場合には、正答数だけでなく課題中の反応にも注目できます。

  • 3種類の対象を保持できるか
  • 色違いのかごを誤って選ばないか
  • 同じ対象を見落とさず探せるか
  • 紙面の左右や上下で見落としに偏りがないか
  • 後半まで探索を続けられるか
  • 見直しによって誤りを修正できるか

特に、対象そのものの見落としと、色条件の取り違えを分けて観察すると課題中の特徴を把握しやすくなります。


難しい場合は対象数を減らします

3種類を同時に探すことが難しい場合には、まず1種類だけにします。

たとえば、

「最初はりんごだけを探しましょう」

とし、すべて見つけたあとに牛乳、青いかごへ進みます。

慣れてきたら2種類、3種類と増やすことで、段階的に難易度を調整できます。

紙面の上半分だけを探すなど、探索範囲を小さくする方法もあります。


慣れてきたら自主的な見直しへ

すべて探し終えたら、

「見落としがないか、もう一度確認してみましょう」

と促し、自分で紙面を再探索してもらう方法もあります。

一度見た場所をどのように確認するのか、自分で見落としに気づけるのかを見ることで、単純な視覚探索だけでなく自己確認を含む課題へ発展させることができます。


注意課題として使用するときの注意点

本プリントの結果だけで注意機能の状態を判断することはできません。

課題成績には、視力、視覚認知、色の識別、物品理解、記憶、探索方法なども影響する可能性があります。

また、疲労が強い場合には無理に最後まで続けず、探索範囲や対象数を減らして調整してください。


まとめ|スーパーの商品から指定された物を探す注意課題

今回のプリントは、スーパーの商品や買い物用品の中から、「りんご」「牛乳」「青いかご」を探して○で囲む注意課題です。

見本を確認する → 探す対象を保持する → 紙面を探索する → 条件に合う対象を選ぶ → 見直す

という流れで取り組みます。

選択性注意、持続性注意、視覚探索、複数標的の保持などを意識した高次脳機能リハビリの机上課題としてご活用ください。

リハハウスでは、このほかにも注意障害のリハビリ課題、視覚探索課題、選択性注意課題、記憶課題、遂行機能課題などを公開しています。

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