サンドイッチを作るときは、材料を用意する、パンに具材をはさむ、食べやすい大きさに切るなど、複数の作業を順番に進めます。
今回は、サンドイッチ作りの手順を考える遂行機能課題プリントを作成しました。
6つのイラストを見ながら、料理の流れを考える課題です。リハビリテーションでの机上課題や、ご家庭での練習にご活用ください。
サンドイッチ作りの手順課題【無料プリント】
課題内容
サンドイッチ作りに関する6つの作業が、バラバラに並んでいます。
それぞれのイラストを確認し、作業する順番を考えて、丸の中に1〜6の数字を書き込みましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用紙サイズ | A4横 |
| 課題内容 | 6つの作業の順番を考える |
| 使用するもの | 課題プリント・筆記用具 |
| 主な目的 | 計画立案・順序立て・作業手順の整理 |
この課題で意識したいこと
遂行機能とは、目的に向かって計画を立て、必要な行動を順序立てて進めたり、状況に応じて調整したりする働きです。
遂行機能に問題がある場合、作業の段取りがわからなくなったり、複数の作業を計画的に進めることが難しくなったりすることがあります。
今回の課題では、次のような点を意識して取り組みます。
- 計画立案: サンドイッチを完成させるまでの流れを考える
- 順序立て: 作業の前後関係を整理する
- 自己確認: 決めた順番が適切か見直す
料理という身近な生活場面を題材に、作業の流れを考えられることが特徴です。
リハビリでの活用方法
まずは、6つのイラストをすべて確認してもらいます。
その後、サンドイッチを作る場面をイメージしながら、作業の順番を考えてもらいましょう。
難しい場合は、次のような声かけが考えられます。
・「最初に用意するものは何でしょう?」
・「具材をはさむ前には、何をしておくとよいでしょう?」
・「サンドイッチを切るのは、どのタイミングでしょう?」
正しい番号を書けたかだけでなく、その順番を選んだ理由も確認しましょう。
また、途中で順番を間違えたときに、自分で気づいて修正できるかも観察のポイントになります。
解答例
今回のプリントでは、次の順番を解答例としています。
- パンを用意する
- 具材を準備する
- パンにバターをぬる
- 具材をはさむ
- 食べやすい大きさに切る
- お皿に盛りつける
プリントへの記入位置
| 左 | 中央 | 右 | |
|---|---|---|---|
| 上段 | 4 | 1 | 6 |
| 下段 | 2 | 5 | 3 |
※これは解答例の一つです。具材を先に準備するなど、別の順番でも適切な場合があります。作業の前後関係が成立しているかを確認してください。
課題の難易度を調整するには?
6つの作業を一度に考えることが難しい場合は、作業数を減らす方法があります。
例えば、「パンを用意する」「具材をはさむ」「お皿に盛りつける」の3つから始め、慣れてきたら6つに増やしてみましょう。
反対に、簡単にできる場合は、条件を追加してみます。
「2人分のサンドイッチを作る場合、何を先に準備しますか?」
「途中で必要な材料が足りないことに気づいたら、どうしますか?」
このように、予定の変更や問題への対処を考える課題にも発展させられます。
まとめ
今回のプリントは、サンドイッチ作りを題材に、作業の順番や段取りを考える遂行機能課題です。
身近な料理をイラストで確認できるため、日常生活に関連した机上課題として活用できます。
なお、本プリントは標準化された評価検査ではなく、遂行機能の改善効果を保証するものではありません。対象者の理解力や生活経験に合わせてご使用ください。
実際の調理に発展させる際は、包丁の取り扱いや食品衛生にも配慮しましょう。

